こんにちは。まきこです。
転職活動中の人にとって、最も頼りにするのが転職エージェントの担当者です。
なぜなら、担当者は選考中のフォローや調整をする最も近い存在であり、求人のマッチングも担当者頼みだからです。
そんなあなたが頼りにしている担当者が突然変更になれば、戸惑うのも無理はありません。
「でも、担当変更だなんて、転職エージェントに見捨てられたってことなんじゃ…」
と思っている方。大丈夫です。
転職エージェントの担当変更は、転職エージェントを利用している人なら誰でもあり得ます。
スキルがない、経験がない、普通の人でも気にすることはありません。
そこで今回は、そんな誰にでも起こりえる『転職エージェントの担当変更』について解説します。
とりあえずオススメ転職エージェントを今すぐ知りたい方は、下記の記事をどうぞ。
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担当変更は転職エージェント側の裏事情が関係している
一般的に、転職エージェントは成功報酬型のビジネスモデルと呼ばれ、転職が決まると会社側から一定の手数料が入ります。
もちろん転職が決定するまではタダ働き、報酬は入ってきません。
つまり、転職エージェントにとって、一番重要なことは転職を決めさせることです。
例えば、転職活動がうまく進まず、選考で落ちまくってる登録者がいたとしましょう。
転職エージェントからすればお荷物です。報酬も発生しないし、顧客満足も取れないし、時間とお金が出ていくだけ。
むっちゃ不毛じゃないですか?
もちろん転職エージェントとしても転職を決めてあげたいのです。
会社も登録者も幸せになれるし、何より報酬が入ってくる。
転職エージェントからすれば願ったり叶ったり。
しかし、今のままでは登録者からすると今後の転職活動のお先は真っ暗。成功確率は低いままでしょう。
何かを変えないと。これが転職エージェントの担当変更を行う裏事情です。
うまくいっていないのなら、そのまま続けていても何も変わりませんよね。
こうして行われるのが担当変更です。
- より業界の専門性が高い担当者へ
- より面接対策を得意とする担当者へ
- より熱意と行動力のある担当者へ
つまり、転職活動に新しい風を吹き入れてくれているわけですよ。
転職エージェントの担当変更というのはある意味チャンスで、実際は良い方に受け取るべきことです。
転職エージェントのプッシュ。それは時として絶大な効果を発揮するでも書いたように、ラッキーなワンチャンに巡り会う可能性だってあるわけですよ。
ただぶっちゃけ、このような裏事情を登録者に伝えることはなく、
- 担当者が部署移動になったため
- 大規模な組織変更を行ったため
- 担当者が体調不良で復帰が見込めないため
というような、表面上の理由で聞かされることの方が多いでしょう。
もちろん、これらの理由が本当の場合もあります。また反対に、タテマエの場合もあります。
先ほども言いましたが、転職エージェントのビジネスモデル的にも登録者を転職させれば売り上げが上がります。
担当変更は、転職できるチャンスと捉えるべきでしょう。
本当に見捨てられた人は連絡が途絶える
担当変更された人の中には、「何か悪いことでもしたかな…ヤバい…」「転職エージェントの策略で切られた!」と悲観する人もいるんですけど、実際は全く異なるんですよね。
あまりにも安直というか、一面しか見えてないっていうか。担当変更された=見捨てられた!みたいな。
けれど、本当に見捨てられた人は、転職エージェントからの連絡がなくなる。そーっとフェードアウトして「そういえば最近連絡ないな…」となるのです。
例えば、いい雰囲気になった男の子がいたとしましょう。
気になってる間はマメに連絡とったりしていても、気持ちが冷めていくとだんだん連絡が少なくなり、そのうちそーっとフェードアウトしますよね。
これに近いことが転職エージェントでも起こっているのです。
これが転職エージェントに見捨てられた人の、末路です。
「今の転職エージェントで本当に大丈夫かしら…」と本気で心配し始めた人には、下記の記事もどうぞ。
初心者が押さえておきたい転職エージェント5つ。特徴をうまく活かすべし。
転職エージェントからの担当変更は心機一転がんばろうのサイン
転職エージェントからの担当変更は、予想外の出来事で戸惑ったとしてもチャンスと捉えるべきですよ。
例えば、担当変更されずに今までと同じ担当者がついていたとしましょう。
今までも慣れ親しんだ、可もなく不可もない担当者です。
その担当者が、これまでと同じような求人マッチングをして、これまでと同じような推薦状で、これまでと同じような面接対策をする。
それって今までと同じ結果になるんじゃないですか?今までと同じで内定ゲットできるんでしょうか?
もちろん、新しい担当者になれば最初はお互いストレスがかかります。
どんな人か不安だし、どんな風にフォローしてくれるのかも分からない。転職するにあたっての希望や条件のすり合わせも必要。
時間を割いて転職活動している身からすれば、一時的にでも面倒だし手間はかかります。
しかし、転職活動全体からすると、これは内定ゲットを呼び込む新しい流れを作るきっかけです。
新しい求人、新しい面接対策、新しい出会い。
これが、転職エージェントが行う担当変更の意義です。
まずは担当変更を前向きに捉え、新しい担当者と仲良くなることが一番先決だと私は思います。
ただし、担当変更した後の担当者がどうしようもない場合もあります。そんな人には、下記の記事もどうぞ。
転職エージェントを乗り換える。使えないエージェントは切って良し!
【あなたから担当変更】担当変更する時の注意点
今度は逆のパターンです。あなたから担当変更したい場合について解説します。
正直、転職エージェントでうまく転職活動を進められるかどうかは、「担当者」によります。
事実、担当者も一人の人。人としてもスキルとしても残念な担当者はいるのです。
担当者のレベルが低く、自分の転職活動がうまくいかないなんて納得できないですよね。
もし、あなたが担当者に以下のような印象を感じたら、迷わず今すぐに担当者変更を申し込みましょう。
- あなたへの態度が高圧的
- 求人への応募や面接の日程を無理に急かされる
- 連絡が全くこない
- 選考が進まない
- 希望とは全く異なる求人ばかり紹介される
また、選考の進捗具合に悩む人は、下記の記事もどうぞ。
転職エージェントの書類選考が通らない人へ。対策方法4つ紹介します。
転職エージェントの合否連絡が遅い理由5つ。今やるべき事とは?
ただし、担当変更を申し込む時は、ちょっとばかり注意が必要です。
担当変更したい場合は、電話、メール、問い合わせフォームで
大手の転職エージェントだと、担当変更を受け付ける問い合わせフォームがあったりします。ホームページなどで探してみましょう。
担当のキャリアアドバイザーは変更できますか?
リクルートエージェント
キャリアアドバイザー変更のご希望については、お問い合わせ窓口にて承っております。
画面下部の「問い合わせる」ボタンより、お問い合わせ窓口へご連絡ください。
dodaエージェントサービスでは、お客様が私たちのサービス提供にご納得、ご満足いただいたうえで、転職活動を進めていくことが大切だと考えております。
そのため、担当アドバイザーに関するご要望、ご不満、担当変更の希望がございましたら、ご遠慮なく、下記フォームからお申し付けください。
doda
直接自分の担当者に言いづらい場合なんかは、問い合わせフォームから申し込めるので安心です。
一方で転職エージェントによっては問い合わせフォームがない場合もあります。
この場合は勇気を持って、今の担当者へ電話もしくはメールにて、担当変更を希望する旨を伝えましょう。
ただし、ここで注意です。
担当者も一人の人。悪印象を持たれると、これからの転職サポートに響きます。
一方的、攻撃的な内容は避けます。客観的に、満足できなかった点、次の担当者に希望する点を丁寧に伝えるようにしましょう。
自分の希望がきちんと伝われば、次の担当者では改善されるかも…!?
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