もし、あなたが読書感想文で悩んでいるなら、基本的な書き方をあらかじめ知っておくことが大切です。なぜなら、書き方を知らないまま進めていくと、後から必ず困ったことになるからです。
どんなに一生懸命に時間をかけて書いたとしても、間違った書き方をしていれば評価されないですよね。ただ逆に言えば、書き方さえわかっていれば、多少中身が濃くなくても、しっかり評価されたりします。
もしあなたが、読書感想文の書き方で悩んでいるなら、この記事でぜひ書き方を学んでくださいね。
読書感想文は原稿用紙何枚書くの?
読書感想文の文字数については学校や提出先で決められていることも多いですから、前提としてそちらを参考にしてください。指定がない場合は、参考として青少年読書感想文全国コンクールの文字数をご紹介します。文字数は以下のようになっています。
◇文字数については下記のとおりです。
・小学校低学年の部(1、2年生)本文 800字以内
青少年読書感想文全国コンクール 公式サイト 募集要項より
・小学校中学年の部(3、4年生)本文1,200字以内
・小学校高学年の部(5、6年生)本文1,200字以内
・中学校の部 本文2,000字以内
・高等学校の部 本文2,000字以内
原稿用紙は1枚につき400文字なので、原稿用紙の枚数に換算すると以下のようになります。
・小学校低学年の部(1、2年生) ...原稿用紙2枚
・小学校中学年の部(3、4年生)...原稿用紙3枚
・小学校高学年の部(5、6年生)...原稿用紙3枚
・中学校の部 ...原稿用紙5枚
・高等学校の部 ...原稿用紙5枚
年齢が上がるにつれて原稿用紙の枚数も多くなっていますね。「原稿用紙5枚も…」とうんざりしてしまう人もいるかもしれないですが、読書感想文の構成を知っていること、非常にスムーズに進めることができますよ。
枚数がわかったら…スムーズに書くための準備をしよう
読書感想文をスムーズに書いていくためには、間違いなく事前準備が重要です。では、どんな事前準備が必要でしょうか?
読書メモを取る。
人は基本的にすぐに忘れる生き物です。エビングハウスの忘却曲線では、人が何かを学んだ時、20分後には40%忘れると言う結果が出ています。スムーズに読書感想文を書き始めるには、自分の感情に沿った、読書メモを読みながら取らないとできないのです。
- 心に残ったポイントや気になったポイント
- 面白いと感じたところ
- 共感できたところ
など、自分の心が動いたポイントを「読みながら」付箋を貼ったりメモに書き移したりしていきます。後からそこの時の気持ちを思い返そうとしても、その時の気持ちは既に忘れてしまってるんですね。
自分の気持ちを掘り下げる
読み終わったら付箋やメモを振り返り、気になるところについて自分がどう思ったのか感想を広げていきます。広げるためのポイントとしては、
- なぜそう思ったのか
- 何が感動したのか
- 主人公のどんなところに惹かれたのか
などなど、いろんな角度から自分の気持ちを書き出していきます。
さらに深めるためには、「自分だったらどう考えるのか?」「自分だったらどう行動するのか?」など、自分に置き換えて考えてみるのも良いでしょう。
読書感想文の基本的な構成は4パート
読書感想文を書く場合、4つの構成で書くことが一般的です。その4つとは、「きっかけ」、「あらすじ」、「感想」、「まとめ」です。それぞれの分量は以下のように考えておけば全体としてまとまりのある読書感想文になるでしょう。
- きっかけ(全体の10%〜20%)
- あらすじ(全体の20%〜30%)
- 感想(全体の30%〜40%)
- まとめ(全体の10%〜20%)
原稿用紙5枚の場合は、文字数に換算すると以下のようになります。
- きっかけ 300文字程度
- あらすじ 500文字程度
- 感想 800文字程度
- まとめ 400文字程度
大体の分量がわかれば、あらかじめ原稿用紙にもパート分けをしるしておきます。こうすることで書きながら分量を調節することができるようになります。
では次に、各パートに書いていく内容を見ていきましょう。
きっかけ
読書感想文の書き始めでは、あなたがその本を選んだ理由を書くのが良いでしょう。「興味のあったテーマだから」「先生や友人に勧められたから」「大好きな著者だったから」など、あなたの中にその本を選んだきっかけが必ず何かあるはずです。
「面白そうだったから」などぼんやりとした理由であっても、「どんなところが面白そうだと思ったか」「なぜ面白そうだと思ったか」まで掘り下げて考えるとあなただけの素敵な書き出しができると思います。
あらすじ
次にあらすじを書いていきます。あらすじはダラダラ長く書いてしまうとそれだけで読書感想文の印象が悪くなってしまうので、あまり長くなりすぎないように気をつけます。その本を読んだことのない人が、「どのような内容の本か」がイメージできる内容程度にまとめます。
感想
いよいよメインの感想文のパートです。事前準備で作成した読書メモや付箋を元に文章をまとめて書いていきます。ポイントは、相手に考えが伝わる文章にすることです。自分だけがわかる内容にまとめてしまってはもったいないですよ。
まとめ
最後にまとめのパートです。この本を読んであなたが学んだことや、これから先に生かせることなど、あなたの思いや考えを伝えていきましょう。ここまで来れば完成間近です。もし、「文章の締め方が分からない」なんて方がいれば、こちらの記事も参考にしてくださいね。
いっぱい書けない時は内容を膨らませる
先ほど大まかに各パートの分量を記載しましたが、なかなかその分量に到達しない…なんてこともあるかと思います。その場合は、記載した内容を少しずつ少しずつ膨らませてより詳しく書くことで中身の濃い良い読書感想文になるのでやってみましょう。
「基本のき」を押さえれば作業時間がぐっと短縮できる
もし、あなたが過去の私のように読書感想文の書き方に悩んでいたら、この記事を読んでスムーズに読書感想文が進むことを願っています。読書感想文の分量や構成の話、全ての要素を無理やり詰め込む必要はありませんが、最低でもこの流れで作文するようにしてください。
もしあなたが書き方がわからないと言うのであれば、他の記事も読み進めてくださいね。