
就職活動しているけど、結局自分が何がしたいかなんてわからないよなぁ…
いろんな会社の説明会やセミナーに行ったけど、やりたいことなんてわからないよなぁ…
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- これから就職する人向け:何がしたいかわからない時に考えるべきこと
- どれだけ考えても分かりっこないこと
転職エージェントでキャリアコンサルタントとしていろんな人の転職の相談に乗ってきた私ですが、
転職者よりもこれから始めて就職すると言う人の就職活動は本当に難しいと思います。
かく言う私も、学生を卒業するときに就職活動を経験しました。その時も振り返りながら解説しようと思います。
今となって思う事は、「どれだけ考え抜いたとしても、実際に働かなければわからないことは山ほどある」と言うことです。
そこで今回は、「何がしたいかわからない時に考えるべきこと」と「どれだけ考えても分かりっこないこと」を解説しようと思います。
考えるべきポイントと考えるべきでないポイントを知り、考えるべきポイントに注力して効果的に就職活動ができるはずです。「就職活動がんばるぜ」って方はぜひ記事をご覧ください。
これから就職する人向け:何がしたいかわからない時にするべき人生の棚卸し

次の通り。
- これまで生きてきた中での経験の洗い出し
- 結果、姿勢の洗い出し
- 自分の人生観を認識する
1から順に解説します。
なお、あらかじめお伝えしますが、この作業はまじでめんどくさいです。
ただし、一度棚卸しをしておくとこの先何度も使えるものになりますし、めんどくさいながらも一度はやっておくことをオススメします。
時間がないよと言う気持ちをしてましょう。
木を早く切るためには、めんどくさくても斧を磨くのが1番です。
それでは早速解説していきますね。
これまで生きてきた中での経験の洗い出し
まず、あなたの人生を振り返りましょう。なるべく小さい頃からがいいです。
記憶に残っている、自分がやってきたことや起こったハプニングなど。部活や、習い事、好きだった遊び、夢中になったものなどあなたの心に残っているを書き出していきましょう。
直近では、アルバイトやサークル活動などもあると思います。
結果、姿勢の洗い出し
経験の洗い出しが終わったら、次にその経験に対して結果と姿勢を追加で書いていきます。
例えば、居酒屋のアルバイトをしていたとしましょう。
ついてきた結果としては「仕事ぶりが認められホール長になった」だとしても、
自分の思いとしては「クレーム処理が大嫌いだった」ということもありえます。
「好きなこと」と「できること」は完全に切り離して考えるべき。
そうやって2軸で自分を評価することは社会に出てからも役立つ考え方ですので覚えておきましょう。
自分の人生観を認識する
ここまでくればもう8割方完了です。後は自分の人生を分析するだけです。
「好き」で「できること」が見つかれば最高です。そこにこれからの仕事人生を投下すればより良い人生を過ごせる可能性は高いです。
「好きじゃない」けど「できること」を取るか、「好き」だけど「結果が出ない」ことを取るかは難しい問題ですが、納得したうえで決断することが人生においてはマジで大切です。
決断の先の責任は、いつだって自分自身が取るべきです。
どれだけ考えても分かりっこないことってある

私も若かりし頃に就職活動をしました。企業研究やら説明会やら、インターネットが発展途中だったこともあり、足で稼ぐ就職活動だったように記憶しています。
就職活動を行った身として言えることは、想像するのと実際働くのでは雲泥の差があるということです。
やってみないと実際はどうか分からない。
理想を持って会社を選んでも想像とはかけ離れている、というのは就職活動においては悲しきかなよく起こる現象です。(転職となると、ここのギャップは埋められるんですけどね・・・)
ただし、そうも言ってられないので、私からアドバイスを送るとすると、どんなに想像とは違う状況でも、目標を持っていたら耐えられる、ということです。
やりたいことで仕事を選ぶという軸に加えて、「あなたが将来的にどんなスキルを身につけたいか」「どんな経験をしておきたいか」という目標軸を加えて将来設計するのが良いです。

自分が身につけたいスキルか・・・
本を読んで見つめ直してみるぞー!