リクナビNEXTというのは、転職希望者の「約8割」もの人が利用すると公表されている求人媒体ではありますが、はたしてそれに見合う価値を持つ転職サイトなんでしょうか。
こちらのページでは、リクナビNEXTの特徴・メリットデメリットから登録価値を探り、こちらの疑問について検証します。
リクナビNEXTの特徴
リクナビNEXTの特徴から、求職者として利用するメリットを掘り下げてみましょう。
転職決定数がNo.1
新着・更新求人が毎週1,000件以上、限定求人が87%
「転職決定数No.1」といった数値というのは、転職サイト経由で転職を実現できた人の「約45%」がリクナビNEXT経由であるという結果から導かれた数字になります。
リクナビNEXT転職決定数
もちろん、こちらの数値は転職を実現した人がたくさんいるということでそれなりの価値はあります。しかしながら、この部分に大きな利用する価値があるかというと、実際の所そのようなこともありません。
どうしてかと言えば、転職サイトの中において「求人数」と「登録者数」が一番多いので、転職決定数No.1という結果が得られるのは疑いの余地はないだからです。
これを受け、「リクナビNEXTを利用すれば内定がもらいやすい」と考えるのは早計でしょう。内定を手に入れやすいのではなく、チャンスがいっぱいあるということを指し示すだけなので、求職者にとって一定の価値はあるというレベルに留まります。
それから、「新着・更新求人が毎週1,000件以上」ではありますが、これについては求職者にとって意義のある要素だと思います。
転職サイトというのは、継続してチェックしていると価値が薄れていくと思います。こういった価値を維持できるかどうかは、新着求人が結果に影響するのです。わかりやすく言うと、それが一番多いリクナビNEXTには価値があるということです。
限定求人87%についてですが、これについてはリクナビNEXTを利用する最大の価値でしょう。
求人が100件あった時に、それらのうち87件はリクナビNEXTにしか掲載されていない求人になります。わかりやすく言うと、リクナビNEXTを利用しないと巡り会うことができない求人が遙かに多いということを指し示しているわけです。
転職するにあたって、出来るだけ多種多様な求人を見ることは可能性を拡大すると意味でもキーポイントとなる要素です。これを受け、こちらの要素を実現してくれるサイトにおいては高い価値が存在します。
リクナビNEXTを活用するメリット
ここで、上記の内容を含めてリクナビNEXTのメリットをお知らせします。
- 優良企業の求人が多くある
- 採用本気度が高い求人が多くある
- 大量募集の求人が多くある
- 自分の価値を知るのに望ましい媒体
リクナビNEXTは利用者数が遙かに多いので、求人を掲載する企業にとりましてもメリットがあります。そういったリクナビNEXTですから、求人掲載料金が極めて高額なのです。
この事実から、経営状態が良くて採用にお金を使用可能な企業しか掲載できないという一面があります。これを受け、リクナビNEXTには「大企業」や「優良企業」が多く集まるという性質があります。
ここで言う優良企業と申しますのは、収益を出して健全な経営ができている企業と同じ意味です。また、高い価格帯の料金を払ってまで採用を成し遂げたいと思っている訳で、企業側の採用本気度が高いことも感じられます。ユーザーが多いことを企業もよく分かっているので、大量募集を想定している企業の求人も集まりやすいです。
わかりやすく言うと、採用したい人数がそれなりに多い大企業、大量募集をしたいと思っている企業、採用本気度が高い企業、これらのものが集まることが理由で、リクナビNEXTは転職決定者数のシェア45%を誇っているのです。
次に、リクナビNEXTはオファー機能が抜群に優れています。面接確約のプライベートオファー、提携先のエージェントから届くオファーだったり、極めて有意義なオファーが届くのです。こちらのオファー機能は、実際の所「自分の市場価値」を知るのに極めて効果があります。
転職市場における自身の価値を理解する
これは転職を実現する上で外すことのできない要素になります。数えきれないくらいの企業があなたを見てどう判断するかを知ることができるわけで、ここのところにも利用する価値が存在します。
リクナビNEXTのデメリット
メリットの多いリクナビNEXTですが、もちろんデメリットも存在します。有効に活用する為にもしっかりと押さえておきましょう。
- ライバルが多い
- 高望みは実現できない
豊富な求人数をアピールポイントに「転職決定者数No.1」を誇っているサイトですが、使う求職者も遙かに多いサイトです。わかりやすく言うとこれは、内定を争うライバルが多いということを指し示しているわけです。
それに伴って、リクナビNEXTの求人に応募して内定を手にするには、それなりの準備や対策が必要なのは言うまでもございません。手を抜いたレベルの活動では凄まじい競争は勝ち抜けません。
また、転職希望者の約8割が使用しているわけで、極めて優秀な人(超強力なライバル)も大量にいます。これを受け、高望みを実現できる環境じゃないということを把握しておかなければなりません。
自分自身の市場価値を分かった上で、勝てるところでトライすることが不可欠です。