こんにちは。まきこです。
職場で孤立している人にとっての大きな悩みといえば、「孤立状態の解消方法が分からない」という問題ですね。
どんなに周りとうまくやっていこうと思っても、孤立状態の解消方法が分からなければ意味がありません。
孤立したきっかけは些細なことだったのかもしれません。けれど一度コジれた人間関係はなかなか元には戻りませんよね。
このままずっと孤立状態が続くのかしら…そんな途方もないことを考えてしまってさらに落ち込むことも…。
「孤立状態を解消したい!」
そんな方に向けて、今回は「職場の人間関係での孤立を解消する方法」をご紹介します。
最低限のコミュニケーション力を身につける
孤立状態を解消するなら、社会人としてのコミュニケーション力を身につけるのが最も一般的ですね。
ギラッギラのナンパ師みたいな「人たらしスキル」ではなく、社会人としての最低限のコミュニケーションで十分です。
特に、職場で孤立してしまう人は元々人との関わり合いが苦手な人が多いと思うので、波風立てず職場生活を送れる最低限のスキルを身につけると良いです。
職場は一緒にいる時間が長い分、人間関係も密接になりがちです。
最低限のコミュニケーション力を身につけておいた方が、これからの人生に役に立ちますよ。
コミュニケーション力は、最低限の心理学、コツさえ知っていれば、誰でも簡単にやっていけます。
口下手で、空気が読めず、人が嫌いでも問題ありません。
例えば、よく知られている人間行動の原理の一つに、返応性のルールというものがあります。
これは、「他人がこちらに何かの恩恵を施したら、自分は似たような形でそのお返しをしなくてはならない」と感じるルールです。
例えば、仕事で自分がミスをしたとしましょう。仕事の挽回に残業して取り掛からなければなりません。
こんな時、同僚が一緒に挽回のために労力を割いてくれました。
「いい人だなぁ」
「優しいなぁ」
あなたは感謝の気持ちでいっぱいです。
その後立場が逆転したことが起こったとしましょう。その同僚がミスをして残業しないといけなくなりました。そんな時、あなたは助けたいと思うでしょうか?
「この間のお返しに」と助けたい気持ちになるのではないでしょうか。
これが返応性のルールです。これをうまく応用すればすぐに周りとのコミュニケーションを取れるようになります。
まず、あなたから周りに対し「見返りを求めず」与える。それが小さなことでも相手は「次にお返しをしなければ」という意識が働きます。
このように、人間行動の心理学を応用することで少しずつ周囲との関係を改善していけば、孤立状態から抜け出すことができるでしょう。
ちなみに、この返応性のルールについては、以下の本に詳しく書かれています。
返納性のルールの他に、「一貫性=人はコミットしたことには一貫性を持たせたい」「権威性=人は権威のある人には根拠を持たずとも信用してしまう」など興味深いルールが詳しく書いてあるので、人間関係に悩んでいる人には一度読んでみることをオススメします。
このままの姿勢を貫き通す
気軽には進められませんが、個人的に一番おすすめなのがこのまま自分を貫き通すことです。
最初はもちろん辛いし抵抗があるでしょう。ですが、このまま自分を貫き通していけば、例え孤立していたとしても「あなた」という確固たる立ち位置を確立できます。
「寡黙だけど、仕事はスペシャルできて周りから一目置かれている人」
「ぶっきらぼうだけど、いざとなったら頼りになる先輩」
そんな独特な立ち位置にいる人ってたまにいますよね。このように、あなたの立場を確立してしまえば良いのです。
会社は仕事をする場所であって、仲良しこよしをする場所ではありません。仕事さえできていれば、別に孤立していても構わないと個人的には思いますね。
ただし、仕事だけはきっちりこなさないと「ただの仕事のできない窓際族」になってしまって、余計に会社に居づらくなりますので注意が必要です。
勤続年数だけどんどん伸びて「頼りにならないお局さん…」にならないよう、仕事だけはきっちりこなしていきましょう。
また、環境は刻一刻と変化していくもの。職場環境も然りです。嫌な上司が異動したり、気の合う同僚ができたりもするので、そういった「時が経てば問題解消」もあり得ます。
ただし、過度な期待はせず、目の前の仕事を着実にこなすことに専念する方が精神的にも楽ですよ。
見切りをつけて環境を変える
最低限のコミュニケーション力もつけれない。貫き通すのも辛い…。
となると、最後の手段は転職などで環境を変えるしかありません。
今の職場で挽回したり貫き通したりするのに比べると、心機一転ゼロからのスタートなので少ない労力で済みますね。
昨今は転職に対する社会の心理的な抵抗も少なくなってきたので、肩肘張らずサクッと職を変えても問題ない環境である…と言えます。
ただし、転職は職場の人間関係をリセットできる分、もっとマイナスになる可能性もあるので要注意です。
すなわち、自分に合った職場に出会うまでのハードルが高いのです。
実際、転職サイトを利用して自分だけで転職活動をしていると、いつまでたっても転職できず、そのままなし崩しのパターンです。
それでも、可能性は0ではなく、コツコツ続けていれば良い会社に出会えるので、環境を変える目的なら一番気軽な方法と言えます。
それでも転職をしたいなら、転職エージェントを利用するのがオススメです。
転職エージェントはあなたに担当コンサルタントがついて、職務経歴書の書き方や面接対策、無料で求人マッチングを行ってくれるサービスです。
転職エージェントは転職サイトよりも仲介業の色が強い分、優良企業の求人も多く、比較的、自分に合った求人に出会いやすい環境である…と言えますね。
オススメの転職エージェントはパソナキャリアです。
パソナキャリアは何と言っても手厚いサービスで名の通った転職エージェントです。
オリコン顧客満足度調査では転職エージェントNo.1。25万人の転職ノウハウを活かし転職サポートをしてくれます。
担当コンサルタントも非常に熱心で、初心者には持ってこいの転職エージェントですね。
いわゆる「本気の転職」という雰囲気があるので、イチから環境を変えたい人にオススメします。
もっとオススメの転職エージェントが知りたいという方は、下記の記事もどうぞ。
初心者が押さえておきたい転職エージェント5つ。特徴をうまく活かすべし。
自分の意志が答えを決める
というわけで、職場の人間関係の孤立に悩む方への解消方法を解説してきました。
職場の人間関係に悩む人にとって一番重要なのは「自分がどう働きたいか」です。周りの人にばかり気持ちが行って、自分の人生の主導権を握られてしまっている状況を変えていくようにしましょう。
「自分が」どうしたいか。それを考えていけば、自ずと答えが見えてくるはずです。
ストレスばかり感じていても意味がありません。あなたらしい、素晴らしい仕事人生を見つけましょう。
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